人間に関する12の真実とアサーション


知識レベルで、アサーション、アサーティブ、アサーティブネスが認識されるのとは裏腹に、情報化がどんどん進むにつれ、人間が記号化される傾向が強まっています。どんどんアサーション権が疎かにされていて、ストレスが増える傾向にあります。


たとえばランキングが大流行りです。いったいどんな根拠があるのか、基準さえ分からないままにランキングがマスメディアに登場します。数字で判断することは大切ですが、科学的であってこそ意味があるのと、数字に隠れた背景を読み取る技術も必要です。
政治はその最たる事例で、支持率に振り回され、数字を恐れて機能不全に陥っています。このような動きはアサーションな活動とは反対のポジションにあります。


人は記号ではありません。つまり成功の意味は人によって違う。WINは人によって違う。それを証明する意味でも、人間に関する12の真実に目を向けて見ましょう。


人間に関する12の真実


・価値ある存在して認めてほしいと思っている
・「拒絶される(見捨てられ感)」ことを最も恐れている
・誰にでも「外面」と「内面」がある。
・自尊心を傷つけるようなことをして互いに得になることはない。
・自分の価値観を否定されると心が動かない
・自分に好意を持っている人に好感を持つ
・未来に対して「自分はどうなるのか?」という不安を持っている。
・だから変化を好まないのが一般的だ。
・自分にとって大事な個人的を考え、話したがる
・自分が理解できることだけを傾聴し受け入れることができる。
・実にくだらないと思える人間はすべての層に存在している。
・はっきりした理由がないこと、論理的な説明が出来ないことを考えたり行動する



こういういった特徴から、はっきり伺えることは、人間は合理的な生き物でないということです。
つまり日常的に行われている交渉にある合理的な要求の向こう側に、非合理な人間性が隠れている。
正しいとか、理屈だけでは解決できないことが少なくないのは、表面化した要求(なにをどうしたいのか)以外に隠された要求、つまり感情(なぜ、そうしたいのか)が潜んでいるからです。「外面」に隠された「内面」など考えても分かりませんでは済まないのです。


なぜの向こう側にある切実の中心である「自分は価値ある者と思いたい」に応えること、どんな場面でも感情を否定しないことがとても大事なのです。


相手が誰であろうと、この事実を無視して感情を否定することは、交渉を断絶するのととほぼ同義語なのです。
実際は事態はもっと深刻で、交渉の入り口で失敗することも起こりうるし、自分で自分に鞭を打つようなものです。

WIN-WINを実現するために、人間の真実を大切にすることが、じぶん力、人間関係力を強化する前提条件だと意識しましょう。
人間の真実にアサーション権が、潜んでいることを思い出してください。アサーション権は人間の真実を受け入れたことを証明しています。つまりアサーティブであることは.自分も他者も大事にするために必要な態度です。



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「マートワンのビジネスアサーション・プロジェクト」は、自分と他者を同じように大事にしながら、WIN-WINな関係を構築する自律型結果志向恊働主義をご提案しています。アサーションに似た言葉には【アサーション Assertion】【アサーティブ  Assertive】【アサーティブネス Assertiveness】 があり、微妙に意味が違います。


アサーション Assertion】遠い関係のものが近づくようにする活動

【アサーティブ  Assertive】自他ともに大事にする表現をする

【アサーティブネス Assertiveness】自他ともに大事にされた実感の持てるWIN-WINな関係性


アサーションがいまほど問われる時代はありません。「マートワンのビジネスアサーション・プロジェクト」では、アサーション、アサーティブ、それを職場に活かすことで得られるメリットをご紹介しています。



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