アサーション 負の連鎖を救う成果プロセス主義

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アサーション 負の連鎖を救う成果プロセス主義


ビジネスには「結果主義」と「成果プロセス主義」があります。
同じニュアンスで、「事実前提の経営」と「価値前提の経営」があります。


●「結果主義」「事実前提の経営」
● 成果プロセス主義」「価値前提の経営」


アサーションのポリシーからすれば、「成果プロセス主義」「価値前提の経営」がアサーション、アサーティブです。


起こった事実、結果を前提としてする経営が「事実前提の経営」
起こった事実、結果を前提にして展開していると、コミュニケーションの負の連鎖が始まります。

  【 状況・事実→認知・判断→反応・行動 】


たとえばこんな感じです。空に雲が広がって暗くなって来た(状況・事実)→雨が降りそうだ(認知・判断)→傘を手に入れよう(反応・行動)
状況を事実として認知・判断して、行動する。という考えるプロセスは、伝えたいことを正しく伝えるためのコミュニケーション・スキルのツールなのです。

アサーションを進めるためのコミュニケーション・スキルのツールは、これ以外にもたくさんあります。順番に説明していきますが、たとえばこのツールで気をつけたいことがあります。事実として認識した状況は、間違った行動によって生じたものなら、本当の意味で事実とは言えません。それを事実と信じて疑わないのですから、後の打つ手も全部間違ってきます。
とても奇異なことですが、この考え方に立てば、うまくいった場合は自分のせい、うまくいかなかった場合は周囲のせいになるのは必然です。自分は運命の犠牲者という感覚から離れられず、ネガティブで悲観的です。自分の努力でどうにもならないが前提ですから、努力をムダと感じてしまうのも必然です。

それに反して、こうあるべきという理想を掲げて果敢に向かっていくのが「価値前提の経営」です。


価値前提の経営なら、結果は結果として受け止めますが、どうしてこんな結果になったのか、どうすれば目的は達成出来るのかを考えて、行動します。その繰り返しを出来るまでやり続けます。うまくいっても、いかなくても原因を自分に求めます。選択と行動は自分にあると判断していて、人生は自分の手の中にあると信じています。ポジティブで楽観的です。手に中にあるものをどう動かすかは自分次第と分かっていたら、努力と成果は比例するわけですから、自分の努力に惜しみがないのも当然です。

この両者の事実に対する認識と対応の仕方には天地の開きがあります。これを毎日繰り返すわけですからコミュニケーション力に差が出るのは当然です。

相手目線で考えるなら、提案を受け入れることによってデメリットへの共感と判断、それをカバーするメリットの提案が必要なのです。
メリットの提案をする力が、対等、率直、誠実、自己責任なのです。



それにしても、物の見方はひとつではありません。物事自体に意味があるわけではないからです。意味を与えているのは自分でしかありません。絶対的な意味などないわけですから、客観的な判断をすれば、いろんな解釈が可能になるのが普通です。そこにアサーションのコアというべきスイッチチェンジのチャンスが生じます。チャンス・メーカーになっているのは自分自身にほかなりません。スイッチチェンジとは物事の見方を変えて、もっとも適切と判断できる行動に転換していく作業です。
スイッチチェンジをするには、依存しないスキルが力を発揮します。自分にできる可能性を閉じようとせずに行動を重ねる習慣、つまり「じぶん内の力」を使う習慣を身につけていると難なくできます。



「じぶん外の力」はじぶんの力ですから、どんどん使えばいいのです。しかし「じぶん内の力」のプラスアルファにする位が丁度いいでしょう。しかし「じぶん外の力」に依存しているとスイッチチェンジは難しくなります。


「じぶん外の力」に頼るのは「じぶん内の力」を弱く見ているからです。有効な「じぶん外の力」があれば、それを使って突破するでしょうが、なければ打つ手もなく行動は止まってしまうでしょう。「じぶん内の力」は自分の人力、自分そのものです。「じぶん内の力」を育むことを一番にして、その上で「じぶん外の力」を育むようにしたいものです。


「じぶん内の力」つまりライフスキルを育む方法が「成果プロセス主義」「価値前提の経営」であり、コミュニケーション力を育みます。それはWIN-WINへのスタートであり、自分の在り方で遠くにあるものを近くに引き寄せるというアサーションんのポリシーそのものです。

いつも、男前です。





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