ビジネス・アサーション/アサーティブ


アサーションとは一言でいうなら、ひとを大事にすることです。アサーションにはにた言葉があって微妙にそれぞれ違います。

 まず、アサーション(Assertion)は、遠い関係のものが近づくようにする活動。アサーティブ(Assertive)は自他ともにひとを大事にすることです。またアサーティブネス(Assertiveness)は、自他ともに大事にされた実感の持てるWIN-WINな関係性のことを言います。
アサーションの学習方法には、トレーニング(契約)、セラピー、トレーナートレーニングがあり、それぞれ主旨が全く変わります。この内、一般の方に身近な方法は、トレーニングです。トレーニングは自分と達成する目標を約束して、達成に努力します。

 そもそもアサーションは強制されて取り組むものではありません。本人の意志が重要なのです。これは人権と深く関わっています。する自由、しない自由が尊重します。

 その意味では企業で導入する場合、アサーションとの距離をどうとるかが最初に問題になります。マートワンの「ビズ・アサーティブ・セミナー」では、このトレーニングで約束するテーマを7つのゴールデンルールと称して設定。その内から自分が自由に選ぶようにしてもらっています。

 7つのゴールデンルールについては、「3倍とんがる!モチベーションの作り方」でご紹介させていただきました。また個人向けサイト ゲンキポリタンでもご紹介しています。http://www.genkipolitan.com/life/pro/index.html

 さて、今回から連続でお話するのは、少し主旨を変えて、よりビジネスシーンを反映したものです。金融危機から始まった世界同時不況、どう乗り切るか、そこはやっぱりマンパワー人間力です。最後の砦ともいうべき人間力ですが、実はどんな時代の人間力、というかコミュニケーション力です。

 特にいまほど強くWIN-WINが求められる時代はないでしょう。みんな大変なわけですから。

 WIN-WINの土台になっているのは、自分への信頼感です。自分が信頼出来ないひとに、他者を信頼できることもないし、他者から信頼されることもないからです。

 自分が信頼出来ないけど、なんとかみんなの手前、ごまかしながらでもやってきた状態では、この厳しい時代を乗り越えるのは難しい。
 でも心配いりません。信頼の基準をもう少しゆるくしたらいいだけのことですから。

 必要以上に高い基準は、自分を縛り付けるだけで、自然な感情を抑えつけ、無用な競争心を容赦なく相手に投げかける効果しかありません。
 自分は勝手に苦しみ、周りは刺々しい感情を投げつけられて迷惑するか、反対に意味のなく遠慮した態度によって迷惑を被るだけです。

 ところで、自己肯定感(信頼感)って、概念としては分かるけど、実際のところ、どうなんでしょう。

 自分にはできること、できないことがあるし、得手、不得手、欠点や短所もある。
 そのすべてを含めて自分を大切にしていこう。自分はこの世界にたったひとりのかけがえのない存在なのだから。そして可能性を閉じずにうまくできてもできなくても、精一杯やっていこう。

 同じことは他者にも言える。そういうことです。だから・・・自己肯定感をがっちり守って育てていこうというアサーションの基本はWIN-WINの土台にもなります。

 マートワンでは、メルマガ「3倍とんがる!モチベーションの作り方」やビジネス・アサーションセミナーをはじめ、アサーションを通じて次のような目的を達成するようにします。
ビジネスの現場で、交渉負けすることなく、ユーザが潜在的に持っている不満と不安を肯定的な回答、つまり「ありがとう」「助かりました」「よくやってくれました」
 「あなたとご一緒できてよかったです」といったイエスの言葉をもらえるようにする方法を身につけていただけるように、ご紹介していきますので、継続してお読みくださいね。



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「マートワンのビジネスアサーション・プロジェクト」は、自分と他者を同じように大事にしながら、WIN-WINな関係を構築する自律型結果志向恊働主義をご提案しています。アサーションがいまほど問われる時代はありません。厳しい経済状況、精神性の崩壊、価値観の混迷などに切り札として機能するのは、アサーション、アサーティブ、それを職場に活かすことで得られるメリットをご紹介しています。「マートワンのビジネスアサーション・プロジェクト」はこの問題に向かい合い、矛盾のない世界をご提案します



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